前回のBlogでも書いた通り、最近自転車に乗って近場を散策するのが楽しくなってきております。
そんな中、乗っているGIANTのクロスバイク、泥除けのサイズが合っていない、という話がありまして。
もともとこのクロスバイクは盛岡で仕事してたときに、通勤用で購入したものでした。雨の日にも使う想定だったもので、購入するときに泥除けをつけたんですが、そのときに「サイズの合うものがない」という話を自転車店の店員さんが仰っていて。新しいおもちゃ(ヲイ)ってすぐに乗りたくなる性分ですから、無理矢理つけてもらったんですよねー(っていうのを先日妻と会話してておもいだした)。
ちょっとカッコ悪いというのもありますし、他にも空気入れ、空気圧計、ヘルメット、グローブなどなど、いろいろ揃えたくなったんですよ。
で、調べたら近場にちょっと大きめのチェーン系自転車店があるみたいじゃないですか!
ということで、早速本日は京急の大森町駅近くにある、サイクルベースあさひさんに行ってきました。
休日ということで親子連れが非常に多く、店員さんもずっと忙しそうにしてましたね。
ようやく手が空いている店員さんをみつけまして、泥除けの話をして、自転車を見てもらいました。こちらの好みということで、プラスチックのものを選択し、取り付けをおねがいしました。あ、ついでにドリンクホルダーも。
混んでいることもあり、作業がおわるまで2時間以上かかるとのこと。仕方がないので大森町のあたりをふらつきます。生活拠点である平和島駅からたった一駅なんですが、降りることが全くないもので、どんなところかよく知らなかったんですよね・・・ということで、フラフラ歩いてみることにしたんですが、そこでちょっと思い出しました。
「あ、梅屋敷って近いんだった」
眼の病気になってからお世話になっている東邦大学医療センター大森病院って、梅屋敷にあるんですよ。そこにはバスでしか行ってないんですが、大森町の隣の駅であることに気付いたとか。
そしてそこに「琵琶湖」っていう名の喫茶店があることを思い出したんです。そこは以前から気になってた店で、ナポリタンが美味い、ということで有名みたい。
ところがここ、水曜日が定休日なんですよ。私が検査等で病院に行くのは水曜日と決まっていたもので、一度も伺うことができませんでした。
そうだよ今日は火曜日じゃん!これだったらいけるかも!と一路、梅屋敷の喫茶店「琵琶湖」を目指します。
おお、ここだ!
ということで、琵琶湖は今日は開いておりました(閉まってるとシャッター閉まる)。
早速店内に入ってみると、お客さんでいっぱい!かろうじて空いていた席に通されます(その後に入ってきた方は謝られながら帰られました・・・)。
注文はもちろんナポリタン。セットでサラダとコーヒーもついてきて850円。
いやー美味かった!!!!
ネットリ絡んだソースは甘みと酸味のバランスが絶妙。
もっちりとした麺は柔らかいのに歯応えがあって、火を通しすぎないために食感と辛味が残ったタマネギと相性がよく、いやー大盛りにすればよかったなぁ、と軽く後悔するくらい美味かったです!
個人的ナポリタンランキングで一位であるダイシン百貨店の食堂で出されるナポリタンと系統が似ていつつこちらの方が洗練されている感じですね。どちらも美味い!
琵琶湖でゆったりと本を読んだりしながら時間をつぶし、ようやく時間になりまして、自転車店に自転車を取りに行きます。
無事に作業が終わっておりまして、ひきわたしてもらいました。ついでに他のアクセサリも購入。
携帯用空気入れ、空気圧計、手袋、鍵などなど購入。
早速新しい装備に生まれ変わった愛車とともに、旧東海道を品川に向けて走ってみます(今日の目的はもともと旧東海道を走ってみることでした)。
いやー、なんか快適ですね。自転車乗ってると、いろんなことを忘れるというか、新鮮な風景に気持ちが奪われていきます。これはこれでなかなか良いですね。
ということで、あまりに気分がよかったので、天王洲へ(なぜ?)。ここにブレッドワークスというブレッドカフェがありまして。天気も良いのでパンとコーヒーでも、ということでふらっと寄ってみます。
パンも美味しかったしコーヒーも美味かったのですが、風が強くて(苦笑)。
食べてるそばから食べかすが風に舞って行くのはなんともいえないシュールさがあります(クロワッサンはボロボロになっていく)。
なんだかとても優雅な休日になってきているので、とどめに美術館にでも行こう、と。
「原美術館」という現代アートを展示している美術館が北品川にあるんですが、久しぶりに行ってみることにしました。
中は写真撮影禁止ですが、今日の展示はまさに「写真」でした。
これが本当に面白い展示でして、展示の構成も含めてちゃんとストーリーがあり、一つ一つの写真の持つ意味だけでなく、「展示」そのものが伝えようとしていることがちゃんと伝わってくる、素晴らしいものだったと感じました。
あ、音楽関係者は特にマルティン・リーブシャーさんの作品「サントリーホール」がとても面白くみられると思います。サントリーホールで行われているコンサート風景のパノラマ写真ですが、なんと全員同じ人、というすげー写真ですので是非一度ご覧になってください。
他にも、既存の写真を再撮影して大きく引伸ばすとか、カメラを使わないで「撮影」するとか、デジタル処理で同じ場所で違った時間に撮影した写真を合成することで時間すら一つに凝縮することを試したりとか、瞬間にこめられた集中を写真で表現したり、むしろその瞬間から未来を予測させる写真であったり、刺激的な展示の数々に、静かな興奮を覚えましたね!
この展示「そこにある、時間」は来年1月11日まで原美術館で開催されておりますので、興味ある方(特に写真がご趣味の方)はぜひ行ってみてください。
帰宅してみたらAmazonで頼んでた、自転車にiPhoneを取り付けるやつが届いてまして。早速取り付けて、夜のサイクリングに出かけたりして(笑)。
そんなわけで、まだまだ初心者ではありますが、自転車乗りとしてとても充実した休日を過ごせました。
さて次はどこに行こうかなー。あとサイクルウェアとかほしいなぁ、とかそんな妄想をするのもまた楽しいな、と。
・・・と、読んで誰が面白いと思うのかわからない記事を書きながらふけていく夜を堪能するのもまた秋の夜長の過ごし方。うん。
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