Empomaker SK64 Gateron Redはキーボード難民の救世主になるか

Diary

愛用のメガネが赤ということもあって、メカニカルキーボードも赤軸が好きです。でもGateron軸ってのは初めてでした。

そんなわけで、実は1月1日にポチった(そして1月2日に届いた)新しいメカニカルキーボードを紹介します。
Empomaker SK64(Gateron 赤軸仕様)です。

キーボードは英語配列に限る

私個人の考え方なんですが、キーボードは英語配列に限る!というのはいろんなところで言ってるところです。

そもそもパソコンを触り始めてから社会人10年目くらいまでは、ずっと日本語配列だったんですよ。英語配列キーボードってのが周りになかった(盛岡でそもそも売ってるショップもなかった)というのもあって・・・。

ところが、ある時たまたま入手した英語配列キーボードの使いやすさに驚愕しました。それ以来、ずっと英語配列キーボードを使っています。

Enterキーが右側に細長いんですよね。このおかげで、日本語入力なんかの確定でEnterキーを押す時、ホームポジションから指を離さなくて良いんですよ。これは本当に素晴らしい。

よくある「かたかたかたかた、たーーーーん!」とかいう激しいキーボード音の特徴って、このEnterキーを押すためにホームポジションから指が離れて、跳躍で力が入っちゃうせいなんじゃないかと思ってるわけです。英語配列はそういうのがないので、常に「かたかたかたかたかたかた」という心地よい音が鳴り響きます。
(※個人の感想です)

メカニカルキーボードは赤軸に限る

英語配列というだけで日本で選択肢が少ない(特にノートPCだ・・・ってかRazerとかLGとかAcerとかASUSとかMSIとかお願いだから日本で販売するモデルも英語配列にしてくれ・・・いや、せめて選択肢として残してくれ・・・日本以外なら取り扱ってるのに・・・)のにも関わらず、さらに選択肢を狭くするのが「メカニカルキーボード」に限る、という点。

メンブレン方式・・・いたって普通

通常のパソコンなんかに付属するキーボードは「メンブレン方式」というもの。キーの下にゴムによるドーム上のものがあり、これがバネの役割をして、キーを押し戻す、というもの。
安価ということもありますが、しっかり底まで押さないと認識してくれず、疲れてしまいます。ただ音は比較的静か。

メカニカル方式・・・スイッチの種類で全く別物

メカニカル方式、というのは、キー一つ一つが「スイッチ」になっていて、それぞれにバネやクリック音を出す機構なんかが組み込んであるものです。
単独のスイッチの集合という感じ。

スイッチには様々な種類があり、代表的なのは以下のもの。
– 黒軸(押し心地は重い。底打ちはちょっとキツイ。クリック感はない)
– 茶軸(押し心地は軽い。底打ちできる。軽いクリック感もある)
– 赤軸(押し心地は軽い。底打ちも楽。クリック感は無い。黒軸の軽い版)
– 青軸(押し心地は軽い。底打ちも楽。大きなクリック音がする)

他にもまぁ、静音赤軸(ピンク軸)とか黄色、白色、シルバーなどなど多種多様なスイッチがあります。

なおスイッチも会社によって違っているが、もっとも有名なのはCherry社のキーボードスイッチ。
Cherryの赤軸、とかそんな言い方。

静電容量方式・・・HHKBやRealforceといったプロ仕様

スイッチのようなクリック感や機構とは違う、まさにプロ仕様といった入力デバイス。
高級な上、押し心地も最高。
HHKBやRealforce,最近ではNizというメーカーもある(他にもいくつかあるらしい)。
メカニカル式ともまたちがった独特の入力デバイスで、ファンも多い(私もHHKB持ってる)。

Gateron軸ってのは初めてだったが・・・

さて今回購入のEmpomakerのSK64だが、Gateron社のスイッチを使っている。赤軸。

実は直前までHHKB BTを使っていたのだけれど、どうしても有線のキーボードを使わないといけない場面が出てきてしまい、今回のこの製品にたどり着いたとか。

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ゲーミングキーボードのようにRGBの光具合は気持ち良かったんですよね。
サイズもフルキーボードよりは小さめで、キーの数も必要最低限に落としている感。

メカニカルにしてはお手頃価格だったけれど、その理由はおそらくスイッチの軸にあるのかなぁ、とか。

Gateron軸。

このGateron軸ってのは、使い込んでいくとしっくりくるのだけれど、導入してすぐ、スイッチが馴染むまではとにかく大きい音がなるという弱点がありました。

Cherryの赤軸キーボードをつかったことがあり、軽さは確かに同じような感じだったんだけれど、音がぜんぜん違うなぁ、と。Cherryの方がもう少し静かだった記憶が。今回のGateron軸、押したときよりも跳ね返ってきたときの音の方がうるさい(苦笑)。

だから、高速タイピングすると思った以上にうるさい。
Gateron軸って同じようにうるさいのかなぁ???と思ってYoutubeなんかでも探してみたら、やっぱりまぁまぁうるさかったです(苦笑)。

なんかLubeという、スイッチを一つ一つ分解してグリスを塗ることで静かになるとかいうのがあるみたい。そこまでいくともうキーボード沼っぽいのでちょっと離れておいて・・・。

結局キーボード探しに終止符は打たれなかった

Gateron赤軸が悪いわけではないのだけれど、あまりのうるささに、HHKB BTに戻ったりしながらとにかく使ってみています。使っていくうちに音は落ち着いてきて、いい感じにはなるのだけれど・・・もっと自分に合ったキーボードがあるんじゃなかろうか、とか考えちゃう(すっかり沼にハマった)。

今回は特に触れないけれど、専用アプリ(Windowsのみ対応)とかもあったりして、キー配列について、自由に変更することが可能とか素晴らしいものだったとか。
一応そこで割り当てたキー配列は、Macに接続したときも普通に使えるので、割と重宝する感じ。

でも結局、キーボードはまだまだ自分に合うものに出会えていない、と思っているんですよねぇ。あぁ、こうしてキーボード沼の深みにハマるのか・・・。

いずれにしても、今回購入したEmpomakerのSK64、もう少しあとで掘り下げてみたいなぁ、とぼんやりおもっているとか。
きっと第2段のBlog記事とか出す(多分きっといつの日か)予定なので、その時はよろしくお願いします。

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