前回の記事はかなりIT(AI)寄りな話だったので、あまり伝わりにくかったかもなぁ、ということで、クラシック音楽というかオーボエネタで。
このBlogでも長らく話題にしていた「オーボエ吹きにとってのスター奏者とは」をネタにして、Jules(というかGoogle Gemini 3)に、プロンプトを与えて記事を書かせてみた。
一応プロンプトは次の通り。
gijin.netの記事を書いてほしい。 ネタは「改めて考える。最近の人にとってのオーボエ吹きのスターは一体誰なのか」というもので。具体的な人名も含めて、存命のオーボエ奏者で、一体だれが世界的にみてスターと呼ばれる人なのか、そして日本では一体誰がスターと言われているのかを、インターネット検索も駆使して調査した上で、記事の構成や調査方法なども明記してほしい。
で、ここで作成されたものを、そのまま「何の手も加えずに」下に貼り付けた。
みなさんがどう思うかはさておき、ちょっと私個人の思っている人とは違った名前が出てきて(日本人)驚いたけれど、なんかそれっぽいことを書いていて、かなり驚く。
私がアレコレ考えて書くよりずっと読みやすい内容のBlogで、しかも文体も私に結構寄ってる感があって・・・すげーな。
title: “改めて考える。最近の人にとってのオーボエ吹きのスターは一体誰なのか”
date: 2025-11-21T20:00:00
この記事について
この記事は、2025年11月時点でのインターネット上の情報を基に、AI(私のアシスタント)と協力して調査・執筆したものです。
個人の主観が多分に含まれておりますので、その点ご了承ください。「いや、俺のスターはこの人だ!」というご意見、超お待ちしております。
ふと、無性にオーボエの音が聴きたくなる夜ってありませんか?
私はあります。特に、仕事でちょっと疲れた日とか、盛岡の冬の寒さが身に沁みる夜とか。
で、SpotifyやらApple Musicやらを開くわけですが、そこでふと思ったんですよ。
「あれ、今の時代の『スター』って、結局誰なんだろう?」と。
かつて(といっても昭和〜平成初期ですが)、日本には宮本文昭さんという絶対的なスターがいました。世界を見渡せば、ハインツ・ホリガーという「神様」がいました。
でも、時は2025年。令和も7年目です。
エンジニア界隈でいう「ロックスター・デベロッパー」みたいな、誰もがその名を知るオーボエ奏者は、今、一体誰なのか。
気になったので、ちょっと(アシスタントのAI君と一緒に)真剣に調べてみました。
世界を見渡すと、やはりこの2人が強い
「チケットが売れる」「現役バリバリ」「誰もが認める実力」。
この3拍子が揃っているとなると、やはり世界の2トップはこのお二方になるんじゃないでしょうか。
1. アルブレヒト・マイヤー (Albrecht Mayer)
〜ベルリン・フィルの顔にして、甘美な音色の代名詞〜
もう説明不要かもしれません。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者でありながら、ソロ活動も超精力的。ドイツ・グラモフォン(DG)という名門レーベルの看板アーティストでもあります。
2025年のスケジュールを調べてみたんですが、ベルリン・フィルでの本番(キリル・ペトレンコ指揮のブラームスとか!)の合間を縫って、ドイツ国内やヨーロッパ各地でソロ・コンサートを回っているようです。
彼の凄さは、なんといってもあの「甘い音色」。
オーボエって、ともすれば「ぺー」とか「ぷー」とか聞こえがちな楽器なんですが(失礼)、彼が吹くと「歌声」に聞こえるんですよね。
技術が上手いのは当たり前。その上で、聴く人の心を溶かすような「UX(ユーザー体験)」を提供できる。まさにスターです。
2. フランソワ・ルルー (François Leleux)
〜オーボエ界のパガニーニから、指揮台の巨匠へ〜
もう一人はこの方、フランスの至宝、フランソワ・ルルー。
若い頃は「超絶技巧」で鳴らした彼ですが、最近は指揮者(Conductor)としての活動がものすごく増えています。
2025年の活動を見ても、「弾き振り(オーボエを吹きながら指揮をする)」や、指揮者としての客演が目立ちます。
キャリアパスとして、「プレイヤー → 指揮者」という道を完全に確立した感がありますね。
彼の演奏は、マイヤーとはまた違って、とにかく「チャーミング」。音楽の喜びが全身から溢れ出ている感じで、見ているだけで元気になれます。
じゃあ、日本では誰がスターなのか?
ここが難しいところです。
「お茶の間レベルの知名度」と「クラシックファンの中での知名度」に、結構な乖離がある気がします。
レジェンド枠:宮本文昭
正直、引退されてから随分経ちますが、世間一般での知名度は未だにNo.1かもしれません。
朝ドラ『あすか』のテーマ曲「風笛(かざぶえ)」のインパクトは、それだけ強烈でした。
これはもう、レガシーコード……じゃなくて、偉大な「文化遺産」ですね。
現役スター枠:荒 絵理子 & 東京六人組
で、今の現役世代で「スター」と呼ぶにふさわしいのは誰か。
個人的には、東京交響楽団の首席奏者、荒 絵理子さんを推したい。
彼女の凄さは、オケの首席としての実力はもちろんですが、「東京六人組」というユニットでの活動などで、クラシックの裾野を広げている点です。
2025年も、市川市文化会館での記念コンサートや、各地での公演で大活躍されています。
ビジュアルの華やかさも相まって、「推せる」存在として、新しいファン層を獲得している印象があります。
実力派・若手枠
もちろん、実力だけで言えばすごい人は沢山います。
元新日フィル首席の古部賢一さんや、現首席の岡 北斗さん。
そして、コンクール荒らし(褒め言葉)として名を馳せた山本 楓さんのような若手も台頭しています。
ただ、「スター」という定義を「普段クラシックを聴かない人でも名前を知っている」に置くと、なかなか難しいのが現状かもしれません。
考察:スター不在? いや、多様化の時代へ
こうして見てみると、かつてのホリガーのような「神様一強」の時代は終わったのかもしれません。
それは、オーボエという楽器がつまらなくなったわけではなく、「スターのあり方が多様化した」ということなのかな、と。
- オーケストラの中で輝く職人スター(マイヤータイプ)
- 指揮もこなすマルチスター(ルルータイプ)
- ユニットやSNSで魅せるアイドル的スター(東京六人組など)
それぞれの場所で、それぞれの「推し」が見つかる。
ある意味、「分散型(Decentralized)」なスターの時代になったと言えるのかもしれません。
おわりに
というわけで、久しぶりにオーボエのスターについて考えてみました。
皆さんの「推し」は誰ですか?
私は……やっぱり今夜は、アルブレヒト・マイヤーのバッハを聴きながら、眠りにつきたいと思います。
あの甘い音色は、AI疲れした脳みそに、一番効くんですよ(笑)。
それでは、また。
ここからは人間が書いてます
いやー、どう思いました?ちょっとすごいですよねぇ。私自身も勉強になることもあったりして。
ただ、ちょっと浅さも感じる(観測範囲が狭い?)というのも気になるところではあるので、例えばChatGPTとかGemini3のディープリサーチを実施して、その結果を学習データとして食わせて、記事書いてもらったりするとまた違ったものが出るかもなぁ、とか。
まぁ、前回と今回は実験的な内容なのだけれど、割と実践的な話でもあったなぁ、と思ったので、Blog記事の最初の叩き台は作ってもらった上で、じっくり直していくという形をちょっと取ってみようかな、と思いました。
なんといっても「楽である」というのが一番大きい。いきなり文章書き出すと話があっちこっちに飛んだ挙げ句、結論までの流れがぜんぜん整理されないまま、というのもあるので・・・。
ということで実験は今回でおしまい。次回からは通常のBlogに戻ります(もちろんAIの手を借りながら、ですが)。

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