Markdown記法ってご存知ですか?
IT系の方には割と馴染みがあるかなぁ、とか思いつつ、そうじゃない方も私のBlogは見に来られると思うので、ちょっとだけ説明を。
そもそもMarkdown記法とは何か
Markdown記法についての解説をちょっと調べると、わかったようなわからないような説明がほとんどだったりするので、少し順を追って説明します。
マークアップ言語を知る
まず「マークアップ言語」という概念を説明しますね。Markdown記法ってのはこのマークアップ言語の中の一つ、と思ってもらっていいので。
マークアップ言語とは、文章の構造や修飾情報を文章中に記述していく記述言語です。
我々がWebブラウザなどを通してWebページなんかを見る時に、フォントのサイズだとか色だとか段組だとか、それがすでに表現されているものを見ることができます。
Microsoft Wordのようなライティングソフトを使えば、強調したい部分をマウスなどで選択して「太字」とか「フォントサイズを変える」とか「色を変える」という操作を行うことで見栄えを変えられるのですが、Webページなどを作成する場面でこういうことをやりたい場合は、単純にはいきません。
強調したい文字などに対して「ここはこのフォントサイズで」とか「ここで改行して」という印(マーク)を記述してあげることになります。
この「印(マーク)をつけて記述する」という記法が「マークアップ言語」です。
いま例で挙げたWebページを修飾する言語は「HTML」って言いまして、このHTMLはマークアップ言語の一つ、となります。
マークアップ言語って何が嬉しいのか
いやいやマークアップ言語とか要らねーだろ、みんなワープロソフト(Wordのようなもの)を使えばいいじゃん、という疑問が当然あるとして。それでもマークアップ言語が素晴らしいのは、エディタを問わずに済む、ということだったりします。
みんながみんなWordを持っているわけではないですしね。作った文書が他のアプリケーションでは開けないとかいうのはそれはそれで面倒ですし、そこまで凝った作りの文書でなければ、テキストエディタのように軽いアプリケーションでばばーっと打ってしまいたいとか、まぁそういう感じです(急に雑になってすまん)。
リッチテキストエディタってのもあるんですが、これがまたいろいろ邪魔してくれるんですよねぇ・・・この手のエディタは癖がある・・・evernoteのアプリケーションを使ってみればその使い辛さをわかってもらえるかと(苦笑)。あれ本当にどうにかしてくれないかなぁ。
このマークアップ言語のおかげで、例えば通常のアプリケーションでは記述が難しい数式なんかも、マークアップ言語を使って通常のテキストエディタなんかで記述をすることができます。
Markdown記法
話が長くなりましたけれど、こうしたマークアップ言語の一つとして最近使われまくってるのが「Markdown記法」になります。
「書きやすくて読みやすいプレーンテキストとして記述した文書を、妥当なXHTML(もしくはHTML)文書へと変換できるフォーマット」ということのようです。
まぁ記法に基づいて軽いエディタなんかで文字修飾とかがしてある文書を作成できますよ、ということですね。チラシ作成のようにゴテゴテ(失礼)したレイアウトじゃなくて、文書のサブタイトルとかリスト表示とかそういうのをやりたい、っていった時にはとても便利です。HTMLへの変換なんかも比較的容易にできる(やってくれるアプリケーションが多い)ので、それこそBlogとか自分メモとか作るのには本当にいいです。
Markdown記法のアプリケーション
前置きが長くてすみません。
このMarkdown記法なんですが、まぁ確かにどんなエディタでも記載はできるのですが、唯一問題があって。「実際にはどう見えるのかがすぐにはわからない」というもの。Markdown記法を理解してプレビューしてくれるものが必要です。こうした機能をもっているアプリケーションが欲しくなる、ということですね。
私もチマチマとMarkdown記法を使ってたりするのですが、iOSとかだとなかなかよいアプリに出会えませんでした。
特にiPad Proを購入してから、文書作成のアプリが欲しかった(ik1200も復活しましたし!)んですが、何故か良さそうなアプリが軒並み高いという・・・。
Ulyssesがとてもいい、という話は聞いてたんですけれどねぇ・・・iPhone版が無いということですし、どうしたもんかなぁ・・・・とか思ってたんですよ。
その高いという感覚を少しでも和らげてくれて、とても良い方向に導いてくれそうなアプリを見つけました。いや、一部では有名だったアプリみたいですが。
これは素晴らしいアプリじゃないかなぁ、と割と真面目に思っているとか。
書く、という行為に集中できそうなこのアプリは、Blogの元ネタをガンガン書いたりするのにちょうど良いです。
そんなわけで、ちょっとこのBlogもMarkdown記法で書いてみました。iPad ProでのBlog投稿で使っている「するぷろ」はMakdown記法のサポートがあるので、Blog投稿もそのままコピペで行けていい感じ。
・・・いや、まぁなんとなくガーッと書きたかったので書いた、という感じの記事でした。
詳細なアプリの紹介にすらなってなくて、なんか本当にどーでもいい内容ですみませんw
Posted from するぷろ for iOS.
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