いやはや、驚きました。
先日、このブログでも紹介した通り、ひょんなことから Bose QuietComfort Ultra Earbuds が手元にやってきたのですが、実はその少し前にヘッドホンも新調しておりまして。
気づけば、私の耳はすっかり BOSE仕様 に染まってしまいました。
正直に言うと、私にとってBOSEといえば「ドンシャリ」(低音と高音が強調されすぎ)のイメージが強く、少し敬遠していたところがあったんです。
しかし、どうやらその認識はもう古いらしい。
結論から言うと、今のBOSEはすごいです。
この記事では、私が実際に使ってみて感じたBOSE製品の魅力と、その印象の変化について語っていこうと思います。
■ 結論:今のBOSEは「上質なサウンド」と呼んでいい
まず、何がすごいって NC(ノイズキャンセリング)性能 です。
これはもう、他の追随を許さないレベルかもしれません。
そして、肝心の音質。
もちろん、音の傾向はありますが、かつてのような「やりすぎ感」はなく、非常にバランスの取れた上質なサウンドに進化していました。
特にイヤホン Bose QuietComfort Ultra Earbuds の完成度は凄まじく、正直「ヘッドホンよりこっちの方が強いのでは?」と感じるほどです。
■ Bose QuietComfort SC Headphones:手軽で高性能な相棒
まずはヘッドホンから。
私が購入したのは Bose QuietComfort SC Headphones というモデルです。

これは、Boseのヘッドホンの中ではスタンダードなモデルですが、普段使いには十分すぎる性能を持っています。
(※「SC」はソフトケース付属モデル等の名称で、基本性能は通常の「QuietComfort Headphones」と同等です)
- NC性能はさすがの一言
- 電車やカフェの騒音をスッと消してくれて、音楽や作業に集中できます。
- バランスの良い音質
- 低音はしっかりと感じられますが、中高音域を邪魔しない絶妙なバランス。聴き疲れしないので、長時間の利用にも向いています。
- 快適な装着感
- イヤーパッドが柔らかく、側圧も強すぎないので、快適に使い続けられます。
「とにかく静かな環境が欲しい」「でも、音質にもこだわりたい」というわがままな要求に、高いレベルで応えてくれるヘッドホンです。
■ Bose QuietComfort Ultra Earbuds:もはや最強のイヤホン
そして、度肝を抜かれたのがこちらのイヤホン。
はっきり言って、私が今まで使ってきたイヤホンの中で最強です。
- ヘッドホンを超えるかもしれないNC性能
- イヤホンとは思えないレベルの静寂。個人的な体感では、SC Headphonesより静寂性が高いとすら感じます。
- カナル型とは思えない快適な装着感
- 独自のイヤーチップが優秀なおかげか、耳の奥に詰め込むような圧迫感がありません。耳の入り口に「ピタッ」と優しく蓋をするような感覚で、長時間つけていても疲れにくいです。
- 意外と高いマイク性能
- あまり期待していなかったのですが、通話時のマイク品質が非常にクリア。リモート会議でも問題なく使えます。
- 多彩な機能
- 空間オーディオ(イマーシブオーディオ)など、音楽体験を豊かにする機能も満載です。
唯一、少しだけ気になるとすれば バッテリー持ち でしょうか。
本体だけで約6時間、ケース込みで約24時間というのは、最近のイヤホンとしては標準的ですが、この性能を考えると「もっと長く使いたい!」と思ってしまいます。
とはいえ、この欠点を補って余りあるほどの魅力があることは間違いありません。
■ まとめ:BOSEへの印象が180度変わった話
「BOSEはドンシャリすぎる」
「クラシックには合わない」
そんな声も、いまだに耳にすることがあります。
確かに、モニターライクなフラットな音質を求める人には、まだ少し味付けが濃いと感じるかもしれません。
しかし、実際に聴いてみると、その味付けが非常に心地よいものになっていることがわかります。
比べなければわからないレベルですし、どんなジャンルの音楽でも十分に楽しめる懐の深さがある。
すっかりBOSEに魅了されてしまった私は、今、音楽を聴くのが楽しくて仕方ありません。
外出時はイヤホン、家で集中したいときはヘッドホン、といった使い分けもまた一興。
もし、昔のイメージでBOSEを敬遠している方がいたら、ぜひ一度、今のBOSEを試してみてほしい。
きっと、その進化に驚くはずです。

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