Dima Slobodeniouk が、ヴァンスカとのシベリウスの交響曲全集で有名な「ラハティ交響楽団」の首席指揮者に就任するとのことです!2016年秋から!
・・・って、誰???という方も多いですよね(苦笑)。
いや、この指揮者(日本語表記だと「ディーマ・スロボデニューク」だそうです)なんですが、たまたまYoutubeで見つけたんですよ。
スペインにある Sinfonica de Galicia(ガリシア交響楽団)というオーケストラ。ここは割りと定期的に演奏会の模様をYoutubeにあげてくれています。
最初に見つけたのは、マゼールが指揮をしたマーラーの1番でした。
これがまた晩年のマゼールの真骨頂とでもいうべき演奏でして、いやはやすげーよこれ、と思ったんですよ。
ただ、このオケが謎のオケで、全く知らなかったわけです。
ちょっと調べてみたら、どうもスペインにあるオーケストラとのこと。マゼールも呼ぶくらいですし、演奏の水準も高いので、これはきっとスペインを代表するオケの一つなのかもしれないなぁ、と。ってか他にもインバルやオロスコ・エストラーダ(hr交響楽団の首席指揮者ですね)、スラトキンなんかも呼んでたりしてて、なかなか凄いんですよ。
で、いくつかこのオケの動画をあさってたら・・・Dima Slobodenioukさんに出会ったわけです。
このオケの首席指揮者らしく、いくつか演奏が上がっていたのですが、これがですねぇ・・・素晴らしいんです!!!!
まず驚いたのはシベリウス。とにかく美しい!!!
そして幻想交響曲!メリハリに富み、狂気の中に格調高さまで併せ持つ!なかなかの芸です!
他にも、マーラーの交響曲第3番なんかも素晴らしいわけで、もう全部紹介したいくらいです!
オケの精度がたまに落ちる瞬間はありますが、まぁライブ一発撮りですしね、かなりの数の演奏をこうして動画で公開してくれているというのも含めて、ありがたく拝聴しておりますです。
それにしても、Slobodenioukという指揮者、全然知らなかったんですよ・・・勿体無い!実演に触れてみたい!!!来日してくれないかなぁ・・・どこか日本のオケで呼んでくれないかなぁ・・・とずっと思ってました・・・。
そしたら、まさかの「ラハティ交響楽団」の首席指揮者就任ですよ!!!!(現在のシェフはオッコ・カム)
先ほど紹介したシベリウスを、ラハティ交響楽団との共同作業で作り上げてくれるわけですよ!!!!期待大!!!ってか来日して!お願い!!!!
ということで、まだまだ世界は広いなぁ、と。こんな才人(個人的にイチオシだったりします)、もっと日本でも知られてよいはず!!!!!!
ということで、来日公演まってます!そして日本のオケの関係者な方、ぜひどこかで客演で呼んでもらえないでしょうか・・・切に、切に希望しております・・・。
コメント
19年の「N響夏」に客演するそうで楽しみにしております>スロボデニューク
コロナのせいか日本での知名度はまだまだな感じ。
「幻想」は素晴らしかったです。録音技術も良いのでしょうが、特に第5楽章は今まで聞いたことのないアンサンブルが聞こえますね。