東京戻ってまいりました

Diary

早いもので、年末年始のお休みも今日で終わり。
新幹線で東京に戻っておりました。
明日からは通常営業でございます。


長いようで短かった、と感じたのは私だけではないようで、今日盛岡駅で離れた息子は、久し振りに泣いていたとの連絡が妻からありまして・・・。申し訳ないなぁ、という気持ちとともに、まぁ泣いてもらっているうちが華だよね、という気持ちもあったりして(苦笑)。

今回の帰省では、息子が「ガルパン、いいよね」って口走ったくらいでとくに目新しいことはありませんでしたが(まぁ大船渡への長距離ドライブでサントラ聴かせてAmazonプライムビデオでガルパンテレビ版を2巡させたとかいう、ちょっとした布教活動はありましたけど)、母の調子がちょっと悪いという不安もありつつ、まぁまぁ穏やかな年末年始でした。

大船渡の年末といえば、元旦に食べるくるみ餅に使う「くるみ」をすりこぎとすり鉢で「すりつぶす」という作業があります。


これを・・・


こうやってすりつぶしていきます。

で、砂糖を加えて一晩寝かせます。
寝かせてる間、第九見て、紅白みて、ゆく桃くる桃をみて、風呂入って寝る(元朝参りはいきませんでした)わけで。

起きたらくるみにお雑煮のつゆを入れて、伸ばします。
これが「つけだれ」になるんです。

で、新年のご挨拶を家族で交わしたら、神棚と仏壇にお参りをして、朝食。


このお雑煮のお餅を・・・


もちあげて・・・


くるみのつけダレに投入。


よく絡めて食べます。

甘くて美味しいんですよねー。
子供の頃から正月といえばこれだったんです。
ちなみに妻の本家は山田町ということで、やはり同じようにして食べるそうな。
岩手県沿岸ではメジャーな食べ方だと思っていて、いわゆるお雑煮をそのまま食べる、ということの方が、私には意外に思えてしまったり。地域性ってのは面白いですね。

でもこのお餅、食べたくても量が・・・前日の夜(大晦日の夜)は毎年ご馳走が並ぶので、お腹いっぱいなんですよ・・・。

今年は(も)アワビとマグロの中トロとかが並びましたね。

それから大船渡のお正月といえば「権現様」です。

まぁ獅子舞、に近いんですかね、あんなやつです。
元日に地域の子供達や大人たちで、各家庭を回って厄払いをするんです。
私も子供の頃は回りましたねぇ。
いまでも脚さばきは覚えています。

頭をかじってもらうと無病息災、ということで、90歳になった祖母も頭をかじってもらいました。


元気で長生きしてください!

そんなこんなで、今年も無事に家族揃ってお正月を過ごせました。ありがたいことです。

今年は本厄(去年だと思ってたのですが、早生まれで節分後に生まれているもんで、今年が本厄らしい)ということもあり、お祓いはしてもらったものの、病気などには注意しなきゃなぁ、と。
眼とか胃腸とかまぁいろいろありますし・・・。

来年もまたみんな元気でお正月を過ごせたらいいなぁ、と改めて思った、そんなお正月でございました。

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