9月で東京にきてから5年経っていました。
いま勤めている会社も10月から5年目に突入ということで、あっという間の5年だったなぁ、という感じ。
で、実は上京する時に自転車を持ってきていました。GIANTというメーカーのクロスバイク。盛岡に置きっ放しにしてもそれはそれで勿体無いなぁということで、持ってきていたんです。最初の頃は乗ってたんですけどね、2年くらい前からそのまま放置しちゃってて、ボロボロになっちゃってて・・・。さすがにこのままにしておくのは勿体無いよなぁ、というのもあって、修理してみよう!と。
平和島駅近くにある自転車店に持って行き、修理をしてもらいました。タイヤ交換、チェーン交換、ブレーキのワイヤー交換。それでも良心的な価格設定のおかげで一万円いかないくらいでした(本当にありがとうございます)。
そんなわけですっかり走れる状態になったMy自転車なので、日曜にちょっと会社のある北品川まで走ってみよう、と思い立ちまして。日曜はとてもよい天気でしたので楽しくサイクリング!
大井町の方を通ってみたりして、なんだか普段知らない道を走るってのは気持ちがいいですね。車通りのなるだけ少ない道を選んで走りましたけれど、小さい路地にいろんなお店なんかがあって、あぁこういう時にはちゃんとしたカメラとか欲しくなるなー、と思いました。
会社にきたんでちょっとだけ仕事して、そのまま北品川商店街をゆったりと走ってたら、気になるカフェをみつけました。
「カイドウ ブックス&コーヒー」という店らしいです。
北品川商店街は、旧東海道の宿場町でもあったようで、その時の名残がいろいろあります。その名残を見学するツアーのようなものも結構あるみたいで、平日の昼間でもご年配の方々がカメラを片手に集団でガイドの話を聞きながら歩いているのをよく見かけますね。
この通りには「街道文庫」という書店もあるようで、全国の街道に関連する書籍を集めているとか。この街道カフェもその街道文庫さんと協力関係にあるようです。
少し暑いくらいでしたので、アイスコーヒーが飲みたくなり、水出しコーヒーを頼みます。
これがなかなか美味かった!
酸味と苦味がちょうどよく、スッキリと飲めました。ゴクゴク飲むのはちょっと勿体なかったんで、ちびちびと飲みつつ。
店内は書棚が並んでいて、街道に関するらしい書籍が並んでいます。ちなみに写真は1階なのですが、2階もありまして、そこはさらに書棚がたくさんありました。1階は入り口が完全にオープンになっているので、どうしてもいろんな音が入ってきます(私はそれすら心地よかった)が、2階はクローズドですので、集中して本を読んだりできるかなぁ、とか。
あまりに美味しかったので、お代わりを。
ドリップコーヒーの種類や豆の種類なんかも選べるし、店員さんがとにかくコーヒー大好きなオーラを醸し出しておりまして、ここは当たりだなー、と。
酸味が強すぎるのが苦手、というお話をしたら、ケニヤの豆をオススメされました。
これが当たり!
口当たりは苦味もほとんど感じず、すっと入ってくるのですが、口の中であとからジワッと苦味がきて、その苦味が消える瞬間に酸味がほんのりと感じられるとか、自分のそのときの好みにドンピシャでした。いやーここは良いね!!!
店内はそれなりに賑わっていて、あと取材もいくつか。TOKYO MXさんの番組にも出るらしく、取材に来た方に「もしかしてちょっと映り込むかもしれないのですが、よろしいですか?」と聞かれました。もちろんOKなのですが、まぁ写真だけ撮っていたので、後日改めてちゃんと取材されるのかもしれません。11月最初の土曜日だったかに放送される「東京クラッソ」とかいう番組らしいです。
そのあとに用事が控えていたので泣く泣く店を後にしたわけですが、こういう店を発見して、ふらっと入れる、というのは面白いよなー、と。週末に自転車でいろいろ回るの、これから面白いかも!と思い始めています(今更)。
いやー、それにしても、iPhoneのカメラじゃなくて、ちゃんとしたカメラが欲しくなりますね。カメラは全く詳しくない(というかそもそも興味もなかった・・・)もんで、ちょっと考えようかな。まぁ余裕があれば、ということで。
それにしても、神社仏閣とか、川とか橋とか、なかなか趣きある風景が多いこの「大森〜大井町〜品川」ライン、これからまた新たな発見が出来るのでは、と楽しみになりました。
そもそも「東海道」を自転車で走るなんて、東北に住んでた自分からすれば、凄いことだよなぁ、と。東北住まいは東海道には全然接点がないわけで、東海道五十三次くらいしか出てこないわけです。それでも、あの弥次喜多が歩いた(まぁ創作だとしても)道を、現代の自分が自転車で走る、って、ロマンだよなー。
なんかもっといろんなところ行かなきゃ勿体無いかも!と思った、そんな休日でした。
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