5人が当たり前の世界が変わるとき

Diary

多少内容はキモいのですが、やはり書かずにはいられないので。
楽しいことは永遠に続くと勘違いしてしまいがちになるのですが、人は誰しも成長していき、その成長は身体だけでなく心も成長していくわけです。

そんなわけで、突然の発表になった、ももいろクローバーZからの有安杏果の卒業。
あまりのことに今日Twitterで見かけたときは呼吸することすら忘れましたよ・・・。

ももクロのファンクラブであるANGEL EYESには、できた日(西武ドームライブで発表されてその日の夜に申し込み始まりました)に入会して、(おそらく)会員番号もかなり最初の方になっております。

それでも、自分が眼の病気になった時期に、彼女たちの目標だった国立競技場ライブがあったことで、私自身それを見ることができずに、目標を見失ってしまったかのように、少し追うのを止めてしまっておりました。

それでも毎年ファンクラブは更新し続けており、更新するともらえるバッチの階級もかなり上がってきております。

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もう5年なのかぁ、とか思いながら、今年のファンクラブの継続特典を見ながら、それでも内心「今年がもう最後の更新かもなぁ」とか思ったりもしておりました。

紅白歌合戦に出られなくなってから、紅白卒業宣言したり、各メンバーのソロライブが始まったり、映画やテレビドラマにも出てきたりしながら、現場に行かなくなった自分でも、メンバーの頑張っている姿を見聞きすれば、やっぱり「この子達はホントに変わんねーなー」とか思いながら微笑ましく思っておりました。

そんな中、今日。
有安杏果の卒業、そして彼女自身の芸能界引退が発表されまして。

私は箱推し(特定のメンバーではなく全員を応援する)なのですが、緑寄りだったんです。緑というのは有安の担当色。

小さい身体をパワフルに動かしながらのダンス、全身を震わせるような歌唱など、パフォーマンスという点での彼女は、全力投球という中に完成度も求めはじめているという点において、メンバーの中では間違いなく最もプロフェッショナルであったと思うわけです(あーりんこと佐々木彩夏は別な意味でプロフェッショナル)。

声が出なくなって喉の手術をしたり、インフルエンザにかかったり、身体が決して強くなかった彼女でしたが、ついにはソロでコンサートを開くまでに成長しました。
某テレビ番組では和田アキ子にも認められていたその歌唱力と精神力と集中力。
これからが本当に楽しみ、と思っていたファンや業界人も多かったのではないかと思います。

そういう中で、大学にも通いながらちゃんと卒業もした彼女は、おそらく立ち止まってみたかったのかもしれません。
なにしろ子供のころ(それこそ赤ちゃん時代)から芸能界で活動していたわけで、彼女自身も言っているように「なんの予定も無い日を楽しみたい」という思いは、あったのでしょう。

よくよく考えた結果だっただろうし、だからこそ他のメンバーも受け入れられたのだと思います。

まずはお疲れ様でした、ゆっくりとおやすみください、という言葉を贈りたいと思います。

どうしてこんな急なんだ、という話もあるようですが、彼女自身の事務所との契約期間の終了がこの時期だったのと、すでに決まっている関係各所への報告と謝罪行脚が一通り終わってからでないと発表できなかったから、というのはあると思います。

あとは中高生のファンも多いですからね、センター試験が終わるまでは発表を控えていた可能性もあります(憶測に過ぎませんが)。

考えてみれば、ももクロは無印時代からメンバーが抜けていくというのは何度も経験しているわけで。
だからこそ今回有安杏果が抜けても、4人で続けていける、という気持ちは強いのだと思います。

昔とちがって後輩もたくさんいるわけで、動揺せずにこれからも戦っていく姿勢を見せるのは、先人の勤めなのかもしれません。

ただ、無印からZに変わったときに大きくグループとしての立ち位置も変わったわけで、今回も変わらざるを得ないでしょう。というか春のツアーとかは4人で全部ダンスと歌を変更しなくてはいけないわけで。封印される歌もあるのだろうなぁ(灰とダイヤモンドとかは、やっぱり5人で歌ってこそだしなぁ)。

我々モノノフも、5人の世界がずっと続くと思っていたわけで。

正直、メンバーのうち誰かが「熱愛発覚」になっても、「結婚」とか「子供産まれた」とかになっても、その時は騒ぐだろうけれど普通に受け入れて「それでもまぁ5人でグループは続けていくんなら、いいかー」みたいな雰囲気がモノノフにはあったわけです(そうだよね?)。

まさかメンバーが卒業するとは・・・。

某大人数グループでの卒業というのとはちょっと意味合いが違っていて、枠組みの中で競争等を繰り広げていくシステムではないですから。

4人になっても、彼女たちはももいろクローバーZでありつづけるのでしょう。
いや、もしかしたらももいろクローバーZZになるかもしれないし、ももいろクローバーGTになるかもしれません(どうだろうなぁ)。

引き続き応援をしていきたい、という気持ちは無いわけではないのですが、私自身も、やはり卒業するタイミングなのかもしれない・・・とか思ってしまいました。

21日がラストライブということですが、私自身はチケットを購入することはありません。
有安杏果を推していたモノノフの皆さんに一つでも多くの席に座っていただき、その勇姿を目に焼き付けていただきたい。

そして私は、当日彼女たちが思いの丈をすべてライブに込められればいいな、とそう願うこととします。

なんだかまとまりの無い内容ですみません。やっぱり今日はこの事は書いておきたかったので。

・・・これからもモノノフでいられるか、正直まだわからないのですが、ゆっくりとこれまでのライブとか録音を噛み締めながら、会員更新期限まで考えることにします。

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