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本番終了、そしてレジェール買っちゃってました(2016年吹き納め)

投稿日:2016年12月25日 更新日:

えーと、以前のエントリにも書いた通り、今年最初にして最後のオケ奏者本番が23日に終了しました。お誘いいただいて、たまたま日程が空いてたもんで。もうオケのステージなんて何年振りだろうか。


本当は事前に宣伝でもすればよかったのかもしれないんですが、自分のダメさ加減もなかなかひどかったもんで・・・。

まぁいろんな事前事故(蝶ネクタイって聞いてたのに実は長ネクタイだったことが判明してオーボエ2人ともノーネクタイで出るとか、演奏会の途中で楽器にスワブという掃除のための布を出そうとポケットから紐を引っ張ったら、そのままポケットに入れてた蝶ネクタイが出て来たとか)はあったのですが、大事故はなんとか無い状態で、久しぶりのオケのステージは楽しかったです。

今回はプロな方にお誘いいただいてのったんですが、当日会場行ってみたら周りの人がみんなプロ奏者でした・・・マジか・・・。
ただでさえ下手なのに、もう下手さに輪をかける感じになるわけで、終わってみたらすげー疲れましたよ・・・(翌日頭痛と身体中バキバキで、近場の温泉行って静養した感じ)。

今回は全曲2ndだったんですが、それでも大変だったのは「ヨハン・シュトラウス」が曲目にあったこと。
もちろんベートーヴェンのエグモントや交響曲第1番も大変(とくに交響曲は音程がシビアな箇所が多かった・・・)なんですが、このシュトラウスというやつがですね・・・低い音を弱音で演奏しなきゃいけないという、オーボエ的にキツイ楽譜なんですよ。
いや、これがアマチュア奏者の中でならまだここまで苦労しなかったかもしれないのですが、周りみんなプロですからね。プロの「弱音」って本当に弱音なんですよ・・・・もうね、無理矢理捻り出すように音を出す自分なんですが、音程も死んじゃうわけで、吹かなきゃハーモニー薄くてバレバレだし、吹いても吹かなくても壊す、という怖さ・・・リハビリなんて生易しいものではなく、公開処刑みたいなもんでしたよ・・・。
(皇帝円舞曲、なんであんなGの音をオクターブでオーボエに吹かせるんでしょうね・・・)

でもまぁ今回は秘密兵器がありました。
いやまぁ結果的には秘密兵器は自分のダメさを強調するというある意味残酷な兵器であったわけですが・・・。

レジェールです。

詳細はこちら。
レジェールObリード|株式会社グローバル|世界の一流ブランドをお届けします

こいつを実は木曜にJDRで購入しました(本番が23日だったことを考えるとお前なにやってんの的な話なんですが)。
在庫は二つしかなかったようなので、二つとも吹かせてもらって。

多少は個体差がある、とは聞いてたんですが、いや、多少じゃなく普通に個体差がありますねコレ。
一本はどうしても音程がクリアできず、もう一本に。
こちらはとてもよい感じだったので、購入。

このレジェールの素晴らしいところは、「水につける必要がない」「出したらそのまま吹ける」というもの。
実際そのとおりで、開きの調整も基本的には「できません」。
吹く前にリードの状態を確認して、開きを調整して、とかそういうのは一切必要なく、リードケースからレジェールだしたら、そのまま楽器につけて、吹いちゃう。
しかもこいつ、3ヶ月以上持つらしいのですよ。
まさに夢のようなリード!!!!

実際、このリードを本番で使った一番大きな理由は「発音」です。
手持ちのリードはどうしても弱音で低音の発音ができなくて(ただの練習不足なんですけどね)・・・。
で、これなら低音域の弱音の発音は楽なんですよ。
シュトラウスのためにも、ということで、これを使うことにしました。

・・・ただ・・・。
これ、ちゃんとした吹き方じゃないと大変です。
なにしろ開きの調整もができないので、私みたいに小手先で音程とか合わせに走っちゃうダメダメ奏者は、開き調整ができないこのリードでの合奏、とってもとっても苦労するわけです。
ハーモニー作るところで低くなっちゃう・・・いかに自分が口でなんとかしようとしてるのかがよくわかる結果に・・・。

音色も悪くないし、発音もしやすい。
きちんと呼吸しっかりしてれば全然使える(とプロの方にも言われました)リードなのですが・・・練習不足というか、ちょっとテキトー吹きしてる自分は、本番で使うのはちょっと早かったのかもしれません・・・。
(とはいえ、これじゃないリードだったら別の事故が起きた可能性の方がずっと高いという・・・ううっ・・・)

まぁ下手さはさておき、このリード自体はとてもよくできているのです。

見た目はこんな感じ。

並行してつかってるヨーゼフのリードとならべてみました。

開きの調整はできませんし、基本的には削れないという話ですが、お湯に短時間つけると開きの調整が多少できるようになる(ので軽く感じる)し、削ることもできるようです。
ただ怖くて出来ませんがね・・・。

楽器(ヨーゼフのPEGASOです)につけるとこんな感じ。

吹いてる自分自身には違いはもちろんあるのですが、聴いてる分には全然違和感ないようです。

まぁ・・・問題があるとすれば、お値段ですかね。
こちら、2万円以上します・・・。
完成リード一本あたり3000円くらいするわけで、自作じゃない人にとってこれを高いと見るか安いと見るか。
私は(高いとは思いましたが)季節なんかに左右されずにいつも一定のクオリティのリード、という意味で、購入しました。
練習リードとしても十分ですし(吹いても状態変わらないし)、本番も上手く使いこなせれば全然使えます(実際使った・・・けどもうちょっと使いこなさないとな)。

なんとまさかのAmazonで取り扱ってます。
試奏は当然できないのですが。

あとついで(失礼)に、このレジェール使ってる演奏のCDもご紹介。
ご一緒したプロの方がオーボエ吹いてまして、レジェール使ってるというお話をお聞きしましたので、興味のある方は是非。
アレンジ素晴らしいし、演奏も素晴らしいです。
ってか曲も良い(千本桜が有名なのはそうだとして、それ以外もとても素敵な楽曲とアレンジです)。

というわけで、2016年のオーボエ奏者としての活動、盛岡でのWTB合奏団と今回のと合わせて2度もステージ上で演奏することができました。
2017年、ちゃんと練習して、どこにでても恥ずかしくないような奏者を目指して引き続き精進してまいります。
関係者のみなさん、どうぞよろしく(何を?)。

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岩手県出身のアマボエ(アマチュアオーボエ)奏者 ときどき 棒振りになったりする40代♂
震災後に転職、単身東京へ(妻子は盛岡に残してたり)。IT業界の混沌とした流れに身を任せつつ、仕事と趣味の狭間にあるものを書き留めていくとかそんな感じ。
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