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Diary Music

近況報告と、「ハルサイ」の新たな名演

投稿日:2015年10月15日 更新日:

すっかり間が空いてしまったこのBlogですが、まぁまぁ元気でやっております。なんというか、色んな意味で落ち着いた日々を過ごしているというか。

モノノフとしては現場にはもう随分行かなくなりましたけれど、ももクロニュース系はちゃんとチェックしています(男祭りの話とかまぁいろいろ言いたいことはあるのですが、全然関係ないところから攻撃されるのも嫌なのでノーコメントで)。

オーボエ吹きとしての活動はほとんどしてないのですが、ごくたまにオーボエをチマチマ吹いて楽しんでおります。夏にはヨーゼフ主催のコンサートなんかで、ハイメ・ゴンザレスさんやカレフ・クリユスさんによる演奏に触れて、オーボエ熱は高まりつつあるのですが、まぁなかなか目標ってものを設定できていないのもあって、サボり気味ではあります。なんか演奏する方でイベントでもかんがえるかなぁ。

指揮者としての活動はこれまたほとんどやっていないんですけれど、それでもベトプロ完結の野望はまだ消えていない(あと8、9番だけ!)ので、ぜひ生きてるうちに実施したいです。死んだらできないし。

ガジェット系は実はほとんど買ってないのですが、まぁiPad Air2とロジクールのキーボードの組み合わせがとってもよい、でもiOS9になったら日本語切り替えが「cmd + Space」から「ctrl + Space」に変わって打ちづらい(意外にも知られていないようです)というのがなければなぁ、と思っている程度です。iPhone6sとかiMac4kとかは見送り。Apple Watchに至っては「そんなのあったっけ?」というレベルで興味無しです。もともと腕時計する人じゃないし。

クラヲタな活動としては、Apple Musicを登録したおかげで新盤旧盤ともにガンガン聴くようになった、という、ある意味これがいちばん充実してる活動だったりする今日この頃です。

そんなわけで、近況だけだと面白くないと思いますので、一つ紹介したいです。「ハルサイ」の新たな名盤の誕生。

指揮:テオドール・クルレンツィス
演奏:ムジカエテルナ
ストラヴィンスキー作曲 バレエ音楽「春の祭典」

この曲については、作曲者自身の指揮に始まり、ピエール・ブーレーズの旧盤というある意味で決定盤の存在、切れ味鋭いティルソントーマスやサロネンによる快演、もはやこの曲は古典なんだなと思わされるカンブルランなど、もう枚挙に暇がないほどの名演揃いなのですが、一方では「もうある程度やり尽くした」感が強いイメージでした。そこにきて、時代楽器を使った演奏で個性的な演奏を繰り広げ、聴き手のこの曲に対する音のイメージを刷新してくれたのが、グザヴィエ=ロトによる演奏です。私もこの演奏を聴いたときはかなりぶっ飛びまして、まだまだこの曲を演奏して録音することのいぎってあるんだなぁ、と感動とともに感心させられました。

まぁここでロトの演奏を紹介しても、昨年のレコードアカデミー賞(失礼ながらまだやってたんですねこの賞)を受賞したという意味でも、今更感はあるので、ここでは全く別の録音を紹介します。それがクルレンツィスという指揮者と、これまた時代楽器のオケであるムジカエテルナによる新たな録音です。

まず録音がよいですね!いや、まぁ私は圧縮音源聴いてるっていう自覚はあるんで、録音の本当の意味での良し悪しは書けないのを分かっていて、ですが、それでも分かるくらいに音の広がりが。どうも某所の解説を読むに、間接音も除去せずにすべて取り込んでる、ということなので、ある程度の残響を含んだ形での録音、ということなのでしょう。確かに残響を感じるため、響きの膨らみがとても心地良いです。かといって各パートの粒立ちはハッキリと聴き取れるので、とても立体感のある演奏に聴こえます。

で、実際の演奏は、ちょっと手元にスコアないので細かくは指摘できないんですけれど、音の処理について今まで聴いたことのない処理をたくさんしています。それが奇をてらったものではなく、意味を持っているアーティキュレーションなもので、すごく説得力があるんです。聴きながら何度唸ったことか・・・。全体のフレーズの印象というか、そうかこれフレーズになってるんだな、っていうのが分かるというか。音と音の繋がりをちゃんと見せてくれるので、やりたい事というか、楽曲が本来持っていたと思われるリズムやエネルギーが、今までと違った形で説得力を持って響きます。いやこれすごいぞ。

あとテンポ設定が実に意味あるものですね!いわゆる個性的な演奏と呼ばれるものは、急停止急発進みたいなのが多くて、それは驚きという意味では面白く聴けるんですが、ネタバレしちゃうとケレン味しか残らずに聴いてるこっちが恥ずかしくなるようなものが多いというのが私の印象です。そんな中でも、この演奏は聴いているこちらがある程度期待しているものを「ほんのすこしだけ」上回っている、という言い方がいいのかな、予測通りなのに予測を超えられるので、瞬間瞬間でゾクゾクさせられます!そしてそのテンポ設定のなかで、今まで耳にしたことのないバランスで鳴ってこられると、ゾワッとさせられるのです。細かい音符が聴こえてきて、そこに集中してると突然違う動きが入ってきて「え、ええ???」って驚かされる上、うわ、これ、アウフタクトだったのか!とかいう音の処理をされて、もう驚きの連続です。

グザヴィエ=ロトの演奏よりもこちらの方が好きだったりします、私は。(あれももちろん名演であります!)

国内盤の発売はまだ先みたいですが、輸入盤はもう発売されてますし、ダウンロード販売もiTunes Storeなどでされてる(そしてもちろんApple Musicでも配信されてる)ので、興味ある方、是非どうぞ!!!
そんなわけで、近況ならびにクラヲタな話題でございました。

-Diary, Music

執筆者:


  1. コリゴリスキー より:

    ぎじんさ~ん!お久しぶりです。
    ベト企画の野望はまだ持たれてるんですね!

    ところで、ももくろのおっかけだって職場で言える?女の子の親なのに?娘さんがかわいそう。

    • gijin より:

      どうもです!
      ベトプロ、周囲からも「最後まで!」と言われているのもあるし、ここまで来てるので完走したいという気持ちだけはありますw

      ももクロの追っかけ、に関しては職場でも家族でも周知の事実でございまして。
      ってかうちは男の子でございますし、息子もももクロ好きでありますので多分問題ないですw

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岩手県出身のアマボエ(アマチュアオーボエ)奏者 ときどき 棒振りになったりする40代♂
震災後に転職、単身東京へ(妻子は盛岡に残してたり)。IT業界の混沌とした流れに身を任せつつ、仕事と趣味の狭間にあるものを書き留めていくとかそんな感じ。
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